2023.04.20

ダイエットに適しているのは硬水？軟水？

スーパーでお水を買う際に軟水、硬水があるのをご存知でしょうか？

軟水、硬水にはそれぞれメリット、デメリットがあり、ダイエットにも関係があります。

今回は、軟水硬水についてご紹介していきます。

硬水と軟水の違い

軟水と硬水の違いは、水に溶けているミネラル成分の量によるものです。

軟水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が少ないため、水がやわらかく感じられます。
一方、硬水は、カルシウムやマグネシウムの含有量が高いため、水が硬く感じられます。

地域や水源によって違う

このミネラル成分の量は、地域や水源によって異なります。
例えば、河川の水は一般的に軟水であり、地下水や井戸水は硬水であることが多いです。
また、水道水の場合は水源地によって異なります。

硬水はヨーロッパで多く発掘され、ミネラルが多い分、味に癖があるので飲みにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

生活や産業にも影響がある

軟水と硬水の性質は、生活や産業に影響を与えます。
例えば、軟水は洗濯やシャワーに適していて、泡立ちが良く、肌に優しいと言われていて、硬水は泡立ちにくく湯垢が発生しやすいため、洗濯やシャワーには適していません。

また、産業においては、硬水は配管や機械などにカルシウムやマグネシウムの沈着物を残し、機械の故障や劣化を起こすことがあります。

水分補給がもたらす効果

水分補給は体にとって必要不可欠です。
水分補給がどのような効果をもたらすのかご紹介していきます。

血液の流れがスムーズになる

水分補給をすることで細胞活動に必要な栄養素が体の隅々にまで行き渡るようになります。
ですので、疲れにくく健康的な体作りに効果的です。

便通が良くなる

水分補給をすることで、腸に刺激を与え便も軟らかくするので便秘を改善します。

便秘の際に軟水か硬水のどちらを飲んだほうが良いのかについては個人差があります。

硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれています。
これらのミネラル成分は健康に良いとされていますが、大量に摂取すると腸管内で吸収されずに排泄されます。
ですので、適量のミネラルを含んだ硬水を飲むことで便通を改善することもできます。

一方、硬水には、腸内のタンパク質質を排出を阻害するため、便秘の症状を悪化させる可能性があります。
また、硬水に含まれるミネラル成分が、胃腸の働きを悪化させてしまい、消化不良や腹痛を引き起こすこともあります。

便秘の症状が軽度であれば、硬水を適量飲むことで便通を改善することができる場合があります。

むくみ緩和

体内の老廃物排出を促してむくみも緩和し、デトックス効果も期待できます。
結果的に基礎代謝が良くなるので、熱が生成され効率よく脂肪が燃焼されていきます。

美容効果

水分補給は、美容にとって非常に重要な役割を担っています。
適度な水分補給をすることで、肌の潤いやハリを保つことができます。

肌は、水分が不足すると乾燥し、キメが乱れたり、シワやたるみができたりします。
また、水分不足によって、肌の代謝や再生が滞ることもあります。
そのため、十分な水分を摂取することで、肌に必要な水分を補給し、健康な状態を維持することができます。

アンチエイジング効果

加齢と共に細胞の水分含有量が減ると、身体や肌に老化現象が見られますが、水分補給をこまめに行うことで若返りが目指せます。

また、水分補給には、細胞を活性化させる作用もあります。
体内の細胞は、水分がなければ正常に機能することができません。

さらに、水分補給には、老廃物や毒素を排出する作用もあります。
体内のさらなる水分や老廃物は、尿や汗として排出され、これらの老廃物が破棄されると、肌や身体の老化が促進されます。
適度な水分補給をすることで、老廃物を排出し健康的な身体を維持することができます。

メリット・デメリット

硬水、軟水にもそれぞれメリットやデメリットがあります。
それをご説明していきます。

硬水のメリット

ミネラル(マグネシウム、カルシウム)が豊富で、硬水にはたくさんのミネラルが含まれています。

普段、ミネラルは不足しがちな栄養素の一つで、ミネラルが不足すると代謝が悪くなり、効率の良いダイエットが難しくなります。
また、硬水に含まれるマグネシウムなどのミネラルも腸内の水分を増やす働きがあり、便秘解消に効果が期待できます。
ですので、便秘を防ぐ成分が含まれている硬水はダイエットには最適と言えます。

さらに硬水に含まれるカルシウムには脂肪の吸収を抑える働きがあります。
カルシウムもダイエットを行う際には不足しがちなミネラルですので、お水で補うことができれば一石二鳥になります。

硬水のデメリット

硬水に含まれているミネラルが腸を刺激します。
ただし、体質によっては硬水でお腹をこわす場合もあるため、体調を確認しながらお水を飲むように気をつけましょう。

軟水のメリット

･香りを楽しむ料理に最適
･乳幼児にも安心
･身体にも優しい

硬水のように独特な匂いがないため、風味を楽しむ料理に向いています。
また、軟水はミネラル成分が少ないことから、乳幼児はもちろん大人の身体にも優しい水です。

硬水とは反対に軟水はミネラル成分が少ないため、無味無臭です。
そのため、出汁や素材の味を活かした和食に向いていると言えます。
香りを楽しみたい紅茶や日本茶にも最適で、ご飯を炊くときや煮魚、野菜の煮込みなどにも向いています。

軟水のデメリット

軟水はミネラル成分が少ないため、健康に必要なミネラルが不足する可能性があるため、栄養バランスを考える上で注意が必要です。

まとめ

硬水はミネラルをたくさん含んでいるため便通が良くなったりしますが、癖がありお腹を下す可能性もあります。
軟水はミネラルは硬水よりは少ない為癖がなく飲みやすいので水分補給しやすいと思います。

ダイエットという面では硬水を選ぶと良いですね！

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