これは現代人によくある事で、カロリーは足りているのですが、中身が伴っていない事が多々あります。

脂質、糖質は十分に摂れているのですが、タンパク質、ミネラル、ビタミンが不足している場合があります。
タンパク質は意識して食事を摂らないと1日に必要な量は不足しがちです。

人間の体は栄養素が足らないと栄養を求めて、食べる事を繰り返してしまいます。

おやつとは基本的に朝昼晩の食事で摂りきれなかった栄養を、補助していく役割があります。
という事は、3食でしっかり栄養が満たされていればおやつを摂る必要はありません。

お菓子は食べる物って思ってはいませんか？
意識的におやつは3食の栄養を補う物なのだと思うのが必要になるわけです。

おやつを断とうとしたがついつい食べてしまった経験はありませんか？

このやめられない原因は、あなたの我慢不足が原因ではありません。
実は糖にあります。

糖の摂りすぎによる糖で洗脳されてしまった脳がおやつ、おやつと思わせているのです。

甘い物を食べた時に体の中では食べ物から摂取した糖質が体の中に入っていくと、血液の中の糖の量が増えていきます。
つまり血糖値が上がり始めます。

糖は糖でもご飯のような糖ではなく、おやつなどの糖は分子が小さいので吸収率が非常に高いです。
さらに、空腹状態で栄養を欲しているところにおやつなどを摂取すると、血糖値がさらに急上昇してしまいます。
血糖値が上がり過ぎると人間の体は血糖値を下げる働きをします。

血糖値は元に戻りますが、このとき脳は血糖値が下がった事によるエネルギー不足と思い込み、お腹がすいていなのにも関わらずお腹が空いたと思い、糖を摂取して血糖値を上げなければと思わせてしまいます。
つまり無限におやつが欲しくなるだけでなく、何も知らず思うがまま食べてしまうと糖に依存して太っていってしまうという訳です。

おやつが食べたいと思ったら、食べる前に少し運動を取り入れてみてください。

運動と言っても、軽いスクワットや１５分ほどのウォーキングでも良いです。
運動をすることでカロリーを消費するので、逆に食欲が増すのでは？と思ったかもしれません。

人間は、何もしていないときの方が食欲が強く感じると言われています。

おやつを食べたくなっても、「軽い運動を取り入れてからおやつを食べよう」というルールを決めておけば、食欲が低下しておやつを食べたい気持ちがなくなるかもしれませんよ。

炭酸水は炭酸の作用でお腹が膨らむ為、簡単に空腹を間際らせることができます。
しかし、コーラなどの砂糖の入った甘い炭酸は注意が必要です。
余計なカロリーを摂取してしまうことで、かえって食欲を刺激してしまいます。
カロリーが０の炭酸水を選ぶようにしましょう。

特に強炭酸の方が、空腹感を抑えることができます。