ストレートネックという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
スマートフォンの普及とともに耳にすることが多くなりました。
ストレートネックという言葉自体は聞いたことがあるかもしれませんが、実際にどういうものなのか?良いことなのか悪いことなのか?詳しくわからない方も少なくないと思います。
この現代社会にとってストレートネックは無縁のことばではありません。
今回はストレートネックとは何なのか。原因、予防対策までをご紹介していきます。
首が痛い、肩が凝る、デスクワークで姿勢が悪いなどのお悩みがある方は是非ご覧くださいね。
ストレートネックとは?
ストレートネックとは、本来人間の背骨は緩やかなS字のカーブをしています。
頚椎(首の骨)は前湾、胸椎(背中の骨)は後弯、腰椎(腰の骨)は前湾といったようになっていますが、ストレートネックは文字通り首が真っ直ぐになっている状態を指します。
人間の頭は重く、成人の体重の10%で、4kg〜6kgの重さがあります。
頚椎(首の骨)が前湾している理由は、その4kg〜6kgもある頭を細い首で支えないといけないため、湾曲することにより重さを分散することで、首にかかる負担を軽減する働きがあります。
しかし、デスクワークや長時間のスマートフォンの操作により、現代人はその湾曲が失われてしまい、首にかかる負担が増えて様々な不調や症状を訴えるケースが急増してしまっています。
頚椎(首の骨)は前湾、胸椎(背中の骨)は後弯、腰椎(腰の骨)は前湾といったようになっていますが、ストレートネックは文字通り首が真っ直ぐになっている状態を指します。
人間の頭は重く、成人の体重の10%で、4kg〜6kgの重さがあります。
頚椎(首の骨)が前湾している理由は、その4kg〜6kgもある頭を細い首で支えないといけないため、湾曲することにより重さを分散することで、首にかかる負担を軽減する働きがあります。
しかし、デスクワークや長時間のスマートフォンの操作により、現代人はその湾曲が失われてしまい、首にかかる負担が増えて様々な不調や症状を訴えるケースが急増してしまっています。
ストレートネックは女性に多い?
ストレートネックは成人男性よりも、女性や子供に圧倒的に多いとされています。
様々な理由がありますが、1番の理由は女性や子供は成人男性より関節が柔らかく骨格に癖がつきやすいとされているからです。
しかし、男性はストレートネックにならない訳ではありませんので注意が必要です。
様々な理由がありますが、1番の理由は女性や子供は成人男性より関節が柔らかく骨格に癖がつきやすいとされているからです。
しかし、男性はストレートネックにならない訳ではありませんので注意が必要です。
ストレートネックの原因は?
ストレートネックになってしまう原因は4つあります。
その原因をご紹介していきますね。
その原因をご紹介していきますね。
ストレートネック原因「デスクワーク」
リモートワークの普及で、自宅で長時間のパソコン作業が増えたと思います。
パソコン作業の操作は、モニター画面を覗き込む姿勢が前かがみで、首と肩に負担をかける姿勢です。
さらには、背骨や骨盤のゆがみの原因にもなってしまいます。
長時間の前かがみの姿勢は、腹筋や背筋の筋力が使われなくなってしまうため、筋力の衰えによってストレートネックが悪化してしまいます。
パソコン作業の操作は、モニター画面を覗き込む姿勢が前かがみで、首と肩に負担をかける姿勢です。
さらには、背骨や骨盤のゆがみの原因にもなってしまいます。
長時間の前かがみの姿勢は、腹筋や背筋の筋力が使われなくなってしまうため、筋力の衰えによってストレートネックが悪化してしまいます。
ストレートネックの原因「長時間のスマホ操作」
「スマホ首」という言葉は聞いたことがあると思います。
ストレートネックの原因といえば、「スマホ首」といわれるくらい、原因として大きく関わってきます。
スマホを操作する際に自然とうつむく姿勢になってしまうため、首にかかる負担は大きいです。
うつむく角度によって首にかかる負担は変わってきます。
角度 かかる負担
0度 4〜6kg
15度 12kg
30度 18kg
45度 22kg
60度 27kg
このように、首の角度が曲がれば曲がるほど、頚椎(首の骨)にかかる負担が大きくなっていきます。
スマホを操作する姿勢が悪い状態が長時間続くと、頚椎(首の骨)の湾曲を失ってしまい、ストレートネックになってしまうという訳です。
ストレートネックの原因といえば、「スマホ首」といわれるくらい、原因として大きく関わってきます。
スマホを操作する際に自然とうつむく姿勢になってしまうため、首にかかる負担は大きいです。
うつむく角度によって首にかかる負担は変わってきます。
角度 かかる負担
0度 4〜6kg
15度 12kg
30度 18kg
45度 22kg
60度 27kg
このように、首の角度が曲がれば曲がるほど、頚椎(首の骨)にかかる負担が大きくなっていきます。
スマホを操作する姿勢が悪い状態が長時間続くと、頚椎(首の骨)の湾曲を失ってしまい、ストレートネックになってしまうという訳です。
ストレートネックの原因「姿勢が悪い状態での読書」
読書もパソコン作業やスマホの操作と同様で、姿勢が悪い状態が続くと頚椎への負担が大きくなります。
うつ伏せや、仰向けなどの姿勢での読書は別ですが、椅子やソファーに座った状態での長時間の読書はストレートネックの原因となります。
うつ伏せや、仰向けなどの姿勢での読書は別ですが、椅子やソファーに座った状態での長時間の読書はストレートネックの原因となります。
ストレートネックの原因「枕が合っていない」
ストレートネックと枕はあまり関係がなさそうですが、実は原因の1つとして考えられます。
それは、枕の高さです。
高すぎる枕を使うと、頚椎が圧迫されて首や肩などに負担がかかります。
しかも睡眠時間は人によって異なりますが、6時間〜8時間ほどの長時間です。
そのような長時間の間、頚椎に負担をかけ続けてしまうとストレートネックの原因になってしまいます。
さらに、これらの4つの原因は猫背にも関わってしまうため注意が必要です。
それは、枕の高さです。
高すぎる枕を使うと、頚椎が圧迫されて首や肩などに負担がかかります。
しかも睡眠時間は人によって異なりますが、6時間〜8時間ほどの長時間です。
そのような長時間の間、頚椎に負担をかけ続けてしまうとストレートネックの原因になってしまいます。
さらに、これらの4つの原因は猫背にも関わってしまうため注意が必要です。
ストレートネックによってどのような症状があるのか
ストレートネックは見た目の姿勢が悪いだけではなく、様々な症状を引き起こします。
どのような症状があるのかご紹介していきます。
どのような症状があるのかご紹介していきます。
疲労や痛み、肩こり
頚椎には骨や筋肉、神経などがあります。
ストレートネックは頚椎に大きな負担がかかってしまうため、疲労感だけでなく痛みも症状として現れます。
さらに、首だけでなく肩や背中にまで症状が出てしまうケースもあります。
ストレートネックは頚椎に大きな負担がかかってしまうため、疲労感だけでなく痛みも症状として現れます。
さらに、首だけでなく肩や背中にまで症状が出てしまうケースもあります。
頭痛、吐き気、めまい、不眠
頚椎は様々な神経が通っているので、負担がかかる箇所によって症状が違ってきます。
頚椎の上部だと、頭痛、めまい、吐き気、不眠など、痛みや疲労などとは違った症状が現れます。
頚椎の上部だと、頭痛、めまい、吐き気、不眠など、痛みや疲労などとは違った症状が現れます。
しびれ
頚椎の下部に負担がかかってしまうと、手や腕のしびれなどの症状が現れます。
また、この症状が悪化してしまうと「頚椎椎間板ヘルニア」を発症してしまい、しびれが強くなってしまうケースがあるので、注意が必要です。
また、この症状が悪化してしまうと「頚椎椎間板ヘルニア」を発症してしまい、しびれが強くなってしまうケースがあるので、注意が必要です。
ストレートネックのチェック方法
ストレートネックの検査方法は簡単におこなえます。
方法、、、
・壁に背中を向けて立ちます。
・かかと→おしり→肩甲骨の順で壁にくっつけていきます。
その際に次のポイントに注意して下さい。
①自然に後頭部が壁についているのか。
②かすかに後頭部が壁から浮いているが、意識すれば壁につくことができる。
③後頭部が壁から離れているが、頑張ればなんとか壁につくことができる。
④後頭部が壁から完全に離れていて、頑張っても壁につくことができない。
①の方はストレートネックの可能性は低いと言えます。
②の方はストレートネック予備軍と言えます。
③と④の方はストレートネックの可能性が高く、特に④の方は今すぐ改善が必要と言えます。
方法、、、
・壁に背中を向けて立ちます。
・かかと→おしり→肩甲骨の順で壁にくっつけていきます。
その際に次のポイントに注意して下さい。
①自然に後頭部が壁についているのか。
②かすかに後頭部が壁から浮いているが、意識すれば壁につくことができる。
③後頭部が壁から離れているが、頑張ればなんとか壁につくことができる。
④後頭部が壁から完全に離れていて、頑張っても壁につくことができない。
①の方はストレートネックの可能性は低いと言えます。
②の方はストレートネック予備軍と言えます。
③と④の方はストレートネックの可能性が高く、特に④の方は今すぐ改善が必要と言えます。
ストレートネックを自宅で治す
ストレートネックは整形や接骨院、整体でも治療は可能ですが、忙しくて通えない方も多いかと思います。
そこで、自宅で簡単に症状を改善できるのでご紹介していきます。
そこで、自宅で簡単に症状を改善できるのでご紹介していきます。
頚椎ストレッチ
1.姿勢を正して腰掛けます
2.ゆっくりと右に首を倒します
3.自分の右手で左の側頭部分を把持し軽く引っ張ります
4.ストレッチをしながら呼吸を止めないように気をつける
5.7秒間伸ばしたら反対もおこなう
2.ゆっくりと右に首を倒します
3.自分の右手で左の側頭部分を把持し軽く引っ張ります
4.ストレッチをしながら呼吸を止めないように気をつける
5.7秒間伸ばしたら反対もおこなう
タオルストレッチ
1.両手でタオルの端を持ち、首の後ろに当てる
2.頭を後ろに軽く倒しつつ、両手を斜め上に引っ張ります
3.引っ張った際、自分の頭を後ろへ倒します
4.そこからゆっくりと顎を引いて、顎をのどにひきつけたところで7秒間キープします
5.これを5回繰り返しましょう
2.頭を後ろに軽く倒しつつ、両手を斜め上に引っ張ります
3.引っ張った際、自分の頭を後ろへ倒します
4.そこからゆっくりと顎を引いて、顎をのどにひきつけたところで7秒間キープします
5.これを5回繰り返しましょう
体操
1.姿勢を正して座ります
2.あごに手を置き、頭ごと動かすようにあごを後ろへ押す
3.そのままの状態で手を離し、天井を見上げて首を上に上げて7秒間キープ
4.これを5回繰り返します
2.あごに手を置き、頭ごと動かすようにあごを後ろへ押す
3.そのままの状態で手を離し、天井を見上げて首を上に上げて7秒間キープ
4.これを5回繰り返します
ストレートネックの予防法
ストレートネックは普段から注意することで予防することができます。
予防方法をご紹介していきます。
予防方法をご紹介していきます。
ストレートネックの予防「姿勢に注意する」
ストレートネックの原因でも説明しましたが、スマホ、パソコン、読書の姿勢が悪いために頚椎に負担がかかりストレートネックになってしまいます。
スマホを使用する際は携帯を目線の高さにもってきて操作するようにしましょう。
パソコンも同様で目線の高さにモニターを合わせることが大切です。
モニターアームなどの、高さが自由に変えられるものや、スタンディングでパソコン作業もオススメです。
スマホを使用する際は携帯を目線の高さにもってきて操作するようにしましょう。
パソコンも同様で目線の高さにモニターを合わせることが大切です。
モニターアームなどの、高さが自由に変えられるものや、スタンディングでパソコン作業もオススメです。
ストレートネックの予防「枕の高さを変える」
高い枕を使ってしまうと、頚椎に大きな負担がかかてしまいます。
しかし、すぐに枕を変えることが出来ない方は、タオルを使って枕の高さを調節することが出来ます。
肩甲骨にタオルを置くことで、高い枕を使っていても頚椎の負担を軽減することができます。
しかし、すぐに枕を変えることが出来ない方は、タオルを使って枕の高さを調節することが出来ます。
肩甲骨にタオルを置くことで、高い枕を使っていても頚椎の負担を軽減することができます。
ストレートネックを治す筋トレ3選
ここまでは自宅で簡単に行える方法や予防法をお伝えしてきました。
さらに効果を上げたい方は背中のトレーニングがオススメです。
背中を鍛えることで姿勢を改善することが出来て、ストレートネックを改善することが出来ます。
ジムで行える背中のトレーニングを3つご紹介していきます。
さらに効果を上げたい方は背中のトレーニングがオススメです。
背中を鍛えることで姿勢を改善することが出来て、ストレートネックを改善することが出来ます。
ジムで行える背中のトレーニングを3つご紹介していきます。
ラットプルダウン
ラットプルダウンはほとんどのジムに設置されているマシーンです。
初心者から上級者まで幅広い方が使用しているマシーンです。
やり方、、、
・肩幅ほどでバーを握り、肩が上がらないことを意識して胸の位置までバーを引きます
・胸を張って、少し反るように心がけます
・力を抜くのではなく、自分の力でコントロールしながら元の位置に戻します
・10回〜15回を1セットとし、3セット繰り返しましょう
初心者から上級者まで幅広い方が使用しているマシーンです。
やり方、、、
・肩幅ほどでバーを握り、肩が上がらないことを意識して胸の位置までバーを引きます
・胸を張って、少し反るように心がけます
・力を抜くのではなく、自分の力でコントロールしながら元の位置に戻します
・10回〜15回を1セットとし、3セット繰り返しましょう
チンニング(懸垂)
女性が通常の懸垂を行うことが難しいと思いますが、マシーンによっては補助があるチンニングがあるので、是非やってみてください。
やり方、、、
・肩幅でバーを握ります
・胸を張って反った状態で体を持ち上げます
・腕の力を使わないようにすると背中に刺激が入ります
やり方、、、
・肩幅でバーを握ります
・胸を張って反った状態で体を持ち上げます
・腕の力を使わないようにすると背中に刺激が入ります
ローイング
前から引く動きがローイングになります。
ローイングのやり方、、、
・踏ん張れるように足を置きます
・前や後ろに倒れないようにしっかりと骨盤を立てて、良い姿勢で座りましょう
・胸を張り、少し後ろに反るような形でバーを体へと引きます
・引く位置はみぞおち付近を狙うようにし、肩が上がらないように気をつけましょう
・戻す際も、コントロールしながら元の位置に戻していきましょう。
ローイングのやり方、、、
・踏ん張れるように足を置きます
・前や後ろに倒れないようにしっかりと骨盤を立てて、良い姿勢で座りましょう
・胸を張り、少し後ろに反るような形でバーを体へと引きます
・引く位置はみぞおち付近を狙うようにし、肩が上がらないように気をつけましょう
・戻す際も、コントロールしながら元の位置に戻していきましょう。
まとめ
今回はストレートネックについてご紹介していきました。
スマホの普及や長時間のテレワークでストレートネックの症状で悩まれている方が多くなってきています。
ストレートネックは一度なってしまい痛みやしびれが出てしまうと、簡単に改善することができません。
さらに病院に行っても薬は痛み止めしか出ないので、接骨院や整体で治すか自力で改善するしかありません。
症状が出ないように、姿勢を整えたりトレーニングや運動を取り入れて、ストレートネックにならないように意識しましょう。
rejuv fitnessでは様々な目的の方がパーソナルトレーニングを受けてくださっています。
ダイエット以外にもスポーツでのパフォーマンスをあげたい、健康面を気にしているなどと言ったお客様の声を聞きトレーニング内容をご提供させて頂いております。
この夏こそは痩せたい、パーソナルトレーニングを受けてみたいとお悩みの方は1度rejuv fitnessでパーソナルトレーニングを受けてみてください!
是非お気軽にお問い合わせくださいね。
Rejuv Fitness(リジュブフィットネス)
24時間ジム/パーソナルトレーニング
岐阜六条店
岐阜市六条北3-20-10
0583383504
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ストレートネックは一度なってしまい痛みやしびれが出てしまうと、簡単に改善することができません。
さらに病院に行っても薬は痛み止めしか出ないので、接骨院や整体で治すか自力で改善するしかありません。
症状が出ないように、姿勢を整えたりトレーニングや運動を取り入れて、ストレートネックにならないように意識しましょう。
rejuv fitnessでは様々な目的の方がパーソナルトレーニングを受けてくださっています。
ダイエット以外にもスポーツでのパフォーマンスをあげたい、健康面を気にしているなどと言ったお客様の声を聞きトレーニング内容をご提供させて頂いております。
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是非お気軽にお問い合わせくださいね。
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