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運動神経が悪い子供は存在しない

最近は公園で遊ぶ子供も一昔前よりは少なくなってきたような気がします。今では3歳の子供も携帯やタブレットで動画を見る時代。
運動やスポーツが得意な子に育って欲しいと思う親御さんも多いと思います。しかし、両親共に運動が得意ではなく自分の子供にも遺伝するのでは。と考える方もいるかもしれません。

ですが、運動能力が高い子に育つ可能性は、8歳までに覚えた体の動きや使い方で運動能力を伸ばすことができます。

今回は、「運動神経」とはどのようなことなのか。運動能力を鍛えるにはどうすれば良いのかご紹介していきます。

そもそも運動神経は存在しない

本来、運動神経と呼ばれる神経は存在しません。
チームに所属していると、「運動神経が良い」「運動神経が悪い」などの声を聞くこともあると思います。
早く走れる、高くジャンプできる、遠くまでボールが投げれるなどは、運動神経が良いや悪いなどで差があるわけではありません。

脳から運動の指令をだして、それを神経細胞を通じて筋肉に伝わる事で体は動きます。この運動に関わる神経の伝達回路を運動神経と呼んでいます。
運動神経が良いは運動能力が高いと言いう事になります。

「運動が得意」「運動が苦手」この差は?

「運動神経」という神経はありませんが、運動が得意な子と苦手な子が存在することは確かです。
このような運動能力の差があるのは、幼い頃の運動をする環境の差があると言えます。

運動が得意な子は、身体を動かす遊びなどで体力や動かし方を学び、様々な運動やスポーツの基礎を身につけています。
しかし、運動が苦手な子は、身体を動かす遊びなどではせず、室内での身体を使わない遊びなどをしてしまいます。
特に近年は外で遊ぶ環境も限られて、運動体験を十分に積めない子が多く、運動が苦手な子も少なくありません。

運動神経を上げる8つの能力

運動神経はという神経は存在しないとご紹介しましたが、ではどの機能が発達すれば運動能力が向上するのか?
運動の能力に関与する8つを上げていきます。

リズム感

タイミングを掴み、リズミカルに動ける能力。
耳から聞いた音や、目で見た動きに合わせながらテンポ良く動く。

反応

合図などに反応して、的確なリアクションで素早く適切に対処する能力。
卓球など、スピードが早い競技などは大きく関与してくる。

定位

対象物と自分の距離を把握して認識する能力。
距離感をしっかり見極めて空間把握をする。サッカーなどに関わってくる能力。

分化

手足を思い通りに動かし使いながら、バットやボールなどのモノを思い通りに操作する能力。
巧緻性。識別能力とも呼ばれる。

柔軟性

筋肉や関節の柔軟性。可動域を最大限に使うことでしなやかに動ける能力。
他の7つの要素にも関わり、怪我の防止にもなる。

連結

上半身、下半身、体幹といったパーツを連携させてスムーズに動かす能力。
ドラマーのように手足をバラバラに動かす能力。

変換

バスケットボールやサッカーのドリブルのように変化する状況に巧みに対応しながら、動きをスピーディかつ正確に切り替える能力。

バランス

どのような状況下でも姿勢と重心を正しく保てる能力。
一度崩れそうになった体勢を素早く立て直して、リカバリーできる。

ゴールデンエイジ

ゴールデンエイジとは9歳〜12歳の小学生の頃の事です。
一生に1度だけ訪れる運動神経が伸びる黄金期です。

この時期は即座の習得とも呼ばれるほど、見た運動をそのまま習得し、大人になっても忘れないとも言われています。
スポーツ少年団などでサッカーや野球をしていた方は大人になってもある程度動けるのはこういった理由があるからです。
ただしこの即座の習得は、プレゴールデンエイジに多種多様な運動や動きを経験しているのが前提になっていきます。
プレゴールデンエイジに張り巡らせた神経回路があるからこそ、ゴールデンエイジで運動能力が一気に伸びるのです。

プレゴールデンエイジ

プレゴールデンエイジとはゴールデンエイジの前の3歳〜8歳の頃です。
スキャモンの発達曲線という有名なグラフによると、運動神経の発達はこの時期に急激に伸びていき、5歳頃までに80%成長すると言われています。(ゴールデンエイジの頃には100%と言われています。)
この時期にどれだけ運動をして体が覚えるかが重要になります。
8歳を過ぎてしまったらダメというわけではありません。ですが、このプレゴールデンエイジの時期をぜひ有効に使いたいですね。

お父さん、お母さんの助けが大切

プレゴールデンエイジやゴールデンエイジの時に運動をするのはお父さん、お母さんの助けが必要です。
日頃から取り組まれているとは思いますが、積極的にお子さん、お母さんが運動できる環境を作ってあげましょう。

昔と比べて家庭用ゲーム機などの種類が増えていき、子供の運動能力の低下が問題視されているからこそ、プレゴールデンエイジの時期から色々な運動や遊びをやらせてあげましょう。
ですが、環境作りをしていく事は大切ですが、強制はさせてはいけません。運動そのものが嫌いにならないように子供が興味を示した遊びから様々な動きを経験することが重要です。
またプレゴールデンエイジ期は高い集中力がありますが、長続きはしません。飽きてしまったら次から次と行ってください。

プレゴールデンエイジ期やゴールデンエイジ期に様々な運動をしよう!

プレゴールデンエイジの時期には走る、飛ぶ、投げる、打つ、蹴るなど基本的な動作ができる遊びが望ましいです。
運動の意味や目的などを理解するのが難しい3歳〜6歳まではリズムに合わせてジャンプするなどの遊びの要素を取り入れた運動を行うと良いです。

7歳〜9歳になってくるとある程度考えて動くことができてきます。
例えば鬼ごっこでは、鬼を判断して逃げる。だるまさんがころんだでは鬼がこちらを向いている時は止まる。などの遊びを考えて動くという事を体で覚えていきます。
ゴールデンエイジの時期(9歳〜12歳)は、運動をそのまま習得できる時期ですので、様々な運動や、複数のスポーツにどんどん挑戦することが大切です。
今、テレビなどで活躍している一流アスリートはゴールデンエイジ時期に様々なスポーツを経験している方が多いです。

まとめ

運動神経という神経は存在しません。
しかし、子供の中にも運動が得意な子と苦手な子がいるのも事実です。それは幼少期に様々な運動を経験していることが重要になってきます。
お父さん、お母さんの協力で子供の運動能力は向上します。
まずは運動を「楽しい」と思ってもらい、一緒に楽しめる環境つくりができると良いと思います。

「うちの子は運動神経が悪い」「遺伝だから仕方がない」など決めつけて子供の可能性を消すのではなく、無限の可能性を引き出してあげてくださいね。

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msk
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水野りょーすけ
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斎藤俊輔
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